Vol.20  1987.10
#5

吉川センセーのYOMOYAMA講座

−−やってきました1988年!!
今年1発目の吉川先生のYOMOYAMA講座!!
この時期になると若さが売り物の私達も入学試験に卒業・進級試験と身の縮む思いをする毎日。
そこで先生に御登場頂きまして「緊張感の乗り越え方」について御講義してもらう事になりました。
では先生…よろしくお願いしま〜す!!

「プッ(と食べていたお弁当を吹出しそうになり、必死でこらえる先生)」

−−テレビなんか、見てますか?

「うん。最近はレコーディングだったんで、朝、家に帰ってきたからね。
その頃やってる時代劇。
あれ好きなの。
『眠り狂四郎』とか、凄く古いヤツ。
最近さあ、ギョーカイもののドラマとかやってんじゃん。
ああいうのは"ゲス"だって!
だったら、もっと嘘っぽい時代劇の方がいい。
あとね、お昼にやってる山城新伍の……『ごちそうさま』だっけ?」

−−先生、それは『おまちどうさま』です。

「そうそう、それ。」


−−楽器をいじったりしないんですか?

「全然マメじゃないからね。
ギターをちょっといじる位。
機械とか、ダメなの。
デモテープ作る最小限の使い方しかわかんない。
ボーッとテレビ見てる以外は、時代劇はちゃんと見てるけど、ビデオを見たりしてる。」


−−ビデオって、例えばどういうの?

「いろいろ」

−−先生、いろいろっていうと、ポルノ・ビデオも入ります。

「ソウイウノは家に置いたことない。
ソウイウ雑誌も。
(RIKIが入る先生)
これって学生時代からの誇りでさあ。
そのタグイのものって、一度も家に置いたことない。」


−−ビデオテープは何本くらい持ってます?

「人に貸して返ってこないのも沢山あるけど、誰に貸したか覚えてなくて……。
100本くらいかな?」

−−音楽を聞いたりしないんですか?

「洋楽モンは聞くけど、自分のレコードが出来たら2か月は自分のだけ。
『なあーんてイイんだろう』って(笑)。
レコードは200枚、CDが100枚、カセットは3000本くらいあるよ。
カセットのラベルは貼らないから、もうグジャグジャ。
おふくろが毎日来て、掃除してくれるんだけど掃除しちゃいけない領域っていうのがあって、そこはもう2か月に一度しか掃除しない。
男ってみんなそうだよ。」


−−前、何かの雑誌で、タバコの吸殻が山程たまって、雑誌がころがってて、そこでギターを抱えてお酒を飲みながら詞を書いている写真がありましたが?

「その通り!!
皿洗いと掃除は大嫌い。
料理も作るのは好きだけど、皿洗いは絶対やらない。」

−−得意とするメニューは?

「ビーフ・シチューにタン・シチュー。
おおざっぱなところが自分流。
河村さん(マネージャーの)とか、友達、あともう1つのパターンが来た時とか(とニヤける先生。目尻が下がってます)作る。」


−−考え事なんかしますか?
ひとりでいる時は。

「しない!!」

−−でも、あるでしょ。
少しは……。
その時は、椅子に座ってますか?
それともベッドにねころがってますか?

「今ねえ、ベッドじゃないの」

−−アチャチャ(んー、的を外したか。)

「台所のテーブルの横に、布団敷いて寝てる。
だってさあ、夏は暑熱いじゃん。
もう夏じゃないけどさ。
ベッドはね、東京に来た時に買った1万円くらいの組立て式のヤツで、ギコギコいって、壊れる寸前。」


−−お酒は、飲んでます?

「前ほど飲まなくなったけど、夜家に居る時はだいたい飲んでる。
昼いる時は寝てる。
まとまった休みがあったら、1日目は友達と飲んで酔払って、2日目は寝てて、3日目は気が向いたらレコードとか買いに行くぐらい。」


−−何か生活感がまるでない。

「前は鍋1つしかなかったけど、今はコーヒー・メーカーもある。
自分の生活を見つめてみようとか、思うようになったしね。
ひとりでコーヒー沸かして飲む時間作ったり、散歩に行ったりもする。
好きな場所があって……港の近くの橋の上なんだけど。」


−−最後に、家にいるのは好きですか?

「嫌い。すっごい出たがりだから。」