おかしくても笑わねぇぞ。 こういう顔(目を吊り上げて、ギロッっと呪むポーズ)して3時間演る−−−前はそういうのが一つの価値観でもあった。 あのままの形でやれば、あのままの吉川晃司の形・イメージとか価値観が出来たと思うんだけど、そんなの、まだちっちゃいよ! もっとさぁ、大きく広げたい。 自分の"可能性"も、僕の思っている自分の可能性と、他の人が僕に対して思っている事も違うだろうし、自分の知らない、自分のスゲエカッコイイところもあるかもしれないし、自分の知らない情けないところもあると思う。 『GLAMOROUS JUMP』は、僕が凄く作りたかったものだった。 曲にしろ、詞にしろ。 それをステージにしたら、ああなるワケ。 その形っていうのが、本当に自然に出来るようになった。 (急にニヤッと笑って、声をうわずらせる晃司) イヤ〜、照明がねぇ、ぶっ壊れたっスよ、ハイ。 香港から買ったんですがねえ、半分使いモノにならなくて、エレー参りました。 初日の綾瀬(12/11)の夕方5時頃、照明が到着したの。 船が大阪に着いて、そこから高速道路を通って運んで来たんだけれども、途中で道路が閉鎖しちゃったとか、着いたはいいけど半分ぶ壊れて使いモノにならなかったっていう……。 香港でバリライトとか(アメリカやイギリス等で使っているものの)コピーを作っていて、コストは安いから、値段が半分で買える訳、コストが安い分、ボロっちいと言えばボロっちい。 来る間にブッ壊れちゃったっていうさぁ。 アレ〜!! 年末年始のイベント(ROCK'NROLL BAND STAND)なんか"まぁ、家にいてミカン食って紅白歌合戦見たって、ちとも面白くないからそれだったら騒いでた方がいい"っていうノリ。 "みんなで考えて、イベント的発想で何かやろう"みたいなのは、どうもすぐに「やろう、やろう」ってバカみたいにノッてやっちゃうところがある。 結果がどうなるかっていうのは、やってみなければ分からないけれども、殻を守っていたくない!! セッションの場合、出る時間帯とか、どういう出方をするとか、凄い大きいんだよね。 「アイツよりコイツの方がカッコイイ」とか、見え方が随分違ってくるから、「出るんだったらメインにしろ!」とか、そういう裏を考えて出てこない奴もいる。 だけど、殻を守っていたら、それ以上は大きくなれないでしょ? 僕はもっと大きくなりたい。 いつも言うんだけど"お客さんがもっと自由に出来る場所がつくれたらイイナ"と思う。 席がなくて、後ろでタコ焼きとかヤキソバなんか作っちゃったりしてさ。 アベックがイチャイチャしてて、ライブなんか全然聞いていないとか、そういうノリがあってもいいと思う。 日本だとやっぱりちょっと、宗教的っていうか、軍隊的でしょ? もっと勝手にやってた方が楽しい。 そういう場所は、何度か作ろうとしたんだけど…… おととし、西武球場の室内テニス場でやった、VIPS COLLECTIONなんかも、あれもまたグシャグシャだったでしょ〜。 "強制収容所"になってしまったっていう。 「やりたい」と思っても、消防署とかいろいろ入ってきて難しい。 みんな、結構トライしてるんだけど、だいたいはつぶされるんだ! むこう(外国)のコンサートなんか、おじいちゃんもおばあちゃんも、家族連れも来るし、火を燃やしちゃったりなんかする。 例えば、もしそこで火事になったとしても「それはオメエらが悪いんだ」で済むのに、日本だと、もうそれは消防署のお偉いさんがクビになるとかサ。 国民性なんだよね、要するに……。 でも、難しいんだけど、そういう場所を何とか作りたいと思ってる! |