『すかんぴんウォーク』 Monologue

僕は思う
自分の好きな事 やりたい事っていうのは
自分が自分自身を観て "格好いい"と思う時ではないでしょうか
それは ある人には
ボールを追いかけて グランドを走り回っている時であり
彼のためにクッキーを焼いている時であり
どうしても解けない 因数分解に必死になっている時であるかもしれない
まずは 自分が一番 "格好いい"と思う自分を見つけるべきだと思う
この映画には 民川裕司 貝塚吉夫 亜美の生き方を中心に
それを取り巻く大人の世界と対比して 新鮮な若者の生き方があると思う
"映画"となると どうしても現実とのギャップが生まれると思うけど
民川裕司の生き方は 今の僕の生き方と そんなにギャップはない
吉夫にしても 亜美にしても "格好いい"生き方をしてる奴等だと思う
そこに この映画のすばらしさを見つけてくれたらうれしい
映画のエンディングの後にやって来る裕司の世界を今 僕は過ごしています
裕司に負けないように "格好良く"やって行きたいと思います
それが ギターを弾いて ステージに立つ事か
自分で LPをプロデュースする事か とにかく一等賞でなければ
"格好良くない"と生まれてから 18年間生きてきました これからもちろん
乞う 御期待

Koji