■ 1988.5 K2
「ファシズム」や「コミュニズム」の世界の
下では、言いたいことも言えない状況が多い。
たとえ、勇気を出して考えを主張したところ
で、いとも簡単に踏み潰されてしまうのがお
ちだ。それで頭を抱えている人は多いだろう。
君もきっとそうだと思う。
だから、僕はいつもシステムに対しては反抗
している。自分が感じたり、思ったり、笑っ
たり、泣いたりすることまでに入りこまれる
なんて、とんでもない一大事だ。そんなとこ
ろで傷つけられてばかりいると鈍くなってし
まう。見たこともないような新鮮な刺激に出
会っても、感じとれなくなってしまう。

僕は、新しい物事や他人の意見に対していつ
も胸を広げていたいし、感じるべき時に感じ
ていたいと思っている。
しかし、「ファシスト」や「コミュニスト」は
その一番大切なところを排除して流れを止め
ようとする。
自由な考えやオリジナリティーを奪いとってし
まう悪い奴らだ。本当に性質(たち)が悪い。それに
比べると、暴力でわがもの顔になっている奴
らの方がまだましだし、かわいらしい……。
気をつけましょう、」Everybody。
特にこれから社会入りする人達
奴らは手強いし、ずる賢いし、金でものをい
わせるし、権力もあるし、最悪なことに「冷
めている」……「白けている」……「開き直
っている」。

ふと気を許せば流されて、いつの間にか気が
つけば仲間入り、ってなことになりがちだ。
自分の信念はそう曲げられるもんじゃない。
行動力が成功を生むのだ。ブッとばせ!!ブッ
とばせ!!わーるい奴らをぶっとばせ!!

人間変わっちゃおしまいさ。でもそれを見せ
つけてやらなきゃもともこもない。
がんばりましょう、So young!!