Vol.18  1987.6
#8




初の公式日伊合作映画
イタリア新聞誌上でもトップ扱い?



出演者は、ダリラ・ディ・ラザーロ、マリナ・スマ、ロックスターの吉川晃司。
監督はトニーノ・バレリー。
この映画製作でイタリアと日本の間で18年前に取り決められた共同制作の協定が実現化する。
ローマ;シシリアのマフィアや産業スパイ組織や映画のシーンの度重なる山場はイタリアと日本の最初の共同作品の材料である。
更に、この映画には三船敏郎(黒沢映画のうってつけの主役)と東洋のアイドルロック歌手の吉川晃司が出演契約を結んでいる。
 遠い昔の1969年に既に両国(イタリアと日本)の間には共同制作の協定があったにもかかわらず、それを実現させるのに18年も待たなければならなかった。
この映画のアイディアは、ある日刊紙を読んでいる時に生まれた。
そこにはタラントに、鋼鉄の製造に関する新技術を導入する為に日本人の技術者が到着した、とあった。
−−(中略)−−
ここから、シシリアン・コネクションという題名が生まれた。
この映画の監督であるトニーノ・バレリーは、現在ロンドンとローマとパルレモの間を撮影し回っている。
−−(中略)−−
脅迫、サボタージュ、事故の後に、重要な技術者が誘拐される。
そして私立探偵役のアンディ・J・フォーレストと自動車ラリーのレーサー役の吉川晃司とロンドンの会社の保険業者を演じる三船敏郎の出番になる。
−−(中略)−−
 この撮影隊の中で一番落ち着かなかったのは20代の歌手である吉川晃司である。
しかし彼も成功と人気に対して素人ではない。
最近の彼のロックコンサートは、東京で32000人もの熱狂した若者たちを呼び集めた。