Vol.19  1987.8
#3




学生時代の友人とは今でも本気で張り合ってる。

−−中・高時代の友達とは、晃司がこの世界に入ったことで、お互い気をつかったりしないか?

晃司  学生時代の親友と時々会うけど、今も昔も変わらずに付き合ってる。
向こうも別に気をつかったりはしないよ。
「やっぱりオマエ、変わんないね」って言われるのが、一番うれしいし、みんな頑張ってるから「オマエ、ダサイ事やってんじゃないの?」っていじめられたりもする。


−−そういう友達は、昔から知っているから"気がおける"というか、音楽を通して知り合った友達とは違う良さがあると思うけど。

晃司  そうだね。
仕事仲間だと、クリエイティブなところを通して付き合うから、深い付き合いの人が少ない事は事実だね。
学生時代の友達とは、変な意味でなく"俺は絶対にオマエ等には負けない"みたいな感じの付き合い方。
だから、本当の僕をよく知ってくれてるし、彼等に会うことで、自分を振り返る事もできる。


−−相手が傷つくかもしれない様な事でも、その人のためになるのなら抵抗なく言える方?

晃司  僕は言える。
−−例えば、ボクサーがチャンピオン戦の前日に、何かの理由で腕を折ったとしても、試合で勝たなかったら意味がないと思う。
だから、「腕を折ったからしかたないさ。」と言うより、責めるわけでなく「負けた、ざまぁみろ」と言った方が、そいつにとって絶対にいいと思う。