ロバート・パーマー (ミュージシャン) |
本当は南方系が好きなんだけど、パワーステーション以来、頭3曲くらいでまがいもののロックンロールみたいなものやってるでしょ、ゲートかけたりしながら……あれをなんか洒落っ気でやってるのがすごい好きなの。 でも、実はすごいシャイな人なんだろうな。 それは来日コンサートを観た時に思った。 ずっと下向いたままで歌ってるんだもん。 それがまたカッコイイ。"こっち見てくれよ!"って気分だったけど。(笑) 要するに俺って本物のブルースとかR&Rとかっていうよりかも、まがいものが好きみたい。 黒人になりたくてしょうがないっていうような白人ブルースとかさ。 |
デヴィッド・ボウイ (ミュージシャン) |
あの美意識が好き。女性的な美しさを売りものにしたり、 やっぱり俺自身にはないものだから惹かれるんだろうけど。 わがままさも好き、そこは俺も似てるね。 音楽的には「ステーション・トゥ・ステーション」とか「ロジャー」とか、ちょっと変なのが好き。 俺、あと男のダーク・ヴォイスがすごい好きなんだよね。 ボウイから始まって、イギー・ポップ、ルー・リード……最初全くああいう声が出せなかったんだけど、どんどん出るようになったんだよ。好きになったらできるもんだね。 今回のミキサーが、デヴィッド・ボウイのアルバムに参加したことがある人なんだけど"コウジ、デヴィッド・ボウイみたいじゃん"って言ってくれて、俺は嬉しくて! 俺の自慢は、彼よりも低い声が出せること。(笑) もう、地獄の底まで出してやるゼ。 |
山田太郎 (マンガ主人公) |
俺は、ほとんどマンガって読まない人間なんだけど、スタジオにあったからヒョイと読んでみたら、すごく面白くて感激した。 山田太郎といっても「ドカベン」じゃないよ。 少年ジャンプに連載されてる『珍遊記』の主人公でね。 もう、ほとんどクスリやってんじゃないかと思うようなスゴイ絵で、犯罪の香りしかしない。 そいつには会ってみたいなって思う。 ただ、そういうのをジョークとして受け取れないとダメだね。 |
マラドーナ (プロサッカー) |
野球は見るのもやるのも退屈だし、プロレスはシナリオがあるしちょっとグロテスクすぎる。 アメフトとかも、あまりにも体と体が露骨にぶつかりすぎるでしょ。 スポーツもやっぱり洒落っ気がないと好きになれない。 となると、バスケット・ボールとか、サッカーはいいよね。 ふっと、人目につかない瞬間に出る神技的なプレイがね。 それと同じようなイメージがあったから、俺は水球を始めたんだけど。 そういう系列でいうと、マラドーナはカッコイイね。 |
ロバート・メイプルソール (写真家) |
肉体とか花の写真を撮る人なんだけど。 それも、花を女性器に見立てて取りとかね。 その写真集とか見てると、なんかムズムズしちゃう。 俺の場合は、単にエッチでいいな、と。 でも、それって一番大切なものだと思うよ。 |
チンギスハン (歴史上の人物) |
馬に乗って大陸を制覇した、そういうイメージがあってカッコイイと思う。 |
坂本竜馬 (歴史上の人物) |
剣に魂が宿る、なんて言ってた時代に、剣なんかポンと放って女のところへ行っちゃうような、それってカッコイイ。 俺もきっとその時代に生きてたら、そういうタイプだったと思う。 "魂が宿るぅ?冗談じゃないゼ"みたいなさ。 それでいて、坂本竜馬は、剣を持たせりゃかなりの腕前だし、先見の明もある。いいなぁ……。 |
田中角栄 (政治家) |
あの人って悪いことばっかりやってたけど、いいこともやったんだよね。 それにどこか、海外へ行っても見おとりしない存在感があった。 だから、しゃくにさわるけど、好きかもしれないってかんじかな。(笑) |