Vol.14  1986.9
#2




男の人もふえてきたしいろんな人が僕の歌を聞いてくれた---。

 僕も8DAY'Sやっている最中に21回目の誕生日を迎えた訳だし、去年から比べればやっぱり個人的にも成長しましたから(笑)
周りの人もいい意味でうるさい人ばっかりだからプロの厳しさみたいなのはいつも感じてやっていた。
緊張しながらステージをやれたっていうのが大きい。
下手なことやったらこっちも言いたいこと言えなくなる。
何ていうのか、ひとつのものをみんなで作り上げていくっていうのは、お互いの信頼感とプレッシャーだと思う。
でないと絶対にいいものはできない。
 いいステージ、ライブが出来たっていうのはコンサートに来てくれたお客さんも含め、みんなが素晴らしいものを作りたいっていうのがあったからだと思う。
やっぱりみんな踊りもうまくなったし、それに最近よく言われるんだけど、客層がいいねって言われる。
男の人も増えたよね。
やっぱりうれしい。
たまにおじいちゃんとかおばあちゃんも来てた。
おじいちゃん、おばあちゃんには音がちょっとうるさいけど(笑)
 ツアー中に特に印象に残るっていうのは東京第1日目の渋谷公会堂のステージかな。
途中で本当に止めたかった(笑)
もうシンドかった。
空調が切ってあったとかでもう場内は酸欠状態のようだったからね。
照明の本数も増やしていたっていうこともあるし。
 東京に関して言えば8日間っていうのは肉体的にもきついけどもっといろんなところに行きたかったっていうのはありますね。
 しゃべりがなかったということについては、その分、逆にステージ全体にスピード感が出たと思う。
本当はMCを入れない方がきついけど僕自身もしゃべるんだったらその分"歌いたい"っていうことがありましたから……。
 バラードを歌った時にどうしても立ったままで聞きたいっていうことについては、もうその人達の聞きやすいようにやってもらえればいいと思う。
昔は確かに気が散った。
というのも、本当にワケのわかんない人がいたから。
でも今はもうそんなこともないと思う。
だから思っているようにやってくれるのがいちばんいいと思う。
宗教団体じゃないんだから。