
| RECORD 86年は2枚のシングルとLPを出した。 年間2枚のEPは最も少ないもので、うち1枚の『すべてはこの夜に』はイメージが全く違うものだった。 人間の感情をストレートに歌うことよりも、それを取りまく状況〜海や街で。 生活のなかに感情をうたっていた。 詞の内容も大人っぽく、メロディー自体もしっとりと聴かせるものだった。 従って今後のLPやシングルはロック色の強い曲と、聴かせるような優しい感じの二面性をもつものを期待している。 晃司−−自分ではあれは気持ちの転換だと思っている。 たまにはフランス料理でも食ってみたいなっていう。 基本的には、自分のコンセプトから離れたものは絶対やっちゃいけないと思っている。 ただレコードの全体的な動員数(売上げ)が前に比べると下がってしまったからみんな、あせっちゃったっていうのはある。 俺は全然あせっていない。 レコードはもちろん売れなきゃいけないのはわかるけど、それよりもまず、いいものを作らなくちゃいけない。 それが一番大切なことだと思っている。 そこがレコード会社と僕の考え方にズレがあったんじゃないかと思う。 これは僕の会報だから言えることだし、本当の気持ちを伝えるためにも正直に書いて欲しかった。 −−じゃ以外とシンドイ部分はあった? 晃司−−いつもシンドイのは同じだけど(笑) −−じゃ今度のシングルは? 晃司−−やっぱり、一番、シングルっぽいものを形にしていく。 もちろん今回も最初からこれをシングルにっれいう決め方はやっていないけど、11曲をレコーディングして、その中から一番、シングルに合ったものをやる。 まあ、リリースのタイミングとか何やかやと考えなきゃいけないけど、ようするにいいものを出していかなければと思う。 −−もっと具体的にシングルとは何かっていうと? 晃司−−一番、直接的なものかな、シングルっていうのは。 アルバムは10曲でその中の世界を表現してある。 シングルは1曲の中で、直接的にいろんなものをアピール出来るもの、そういうことだと思う。 −−シングルとアルバムの比重を考えたら? 晃司−−それはやっぱりアルバムですよ。 シングル売れても、アルバムが売れないんじゃ最悪でしょ。 TV歌手じゃないんだからね。 −−じゃ、現在進行中のアルバムは? 晃司−−NY(ニューヨーク)に短い期間だったけど行って、曲作りをやってきた。 今回はまたアレンジャーも二人を起用してやっているという事だし。 これまでのアルバムをみるとたとえば海のイメージとかリゾート、空とか明るい感じだった。 都会を表現してきた。 晃司−−あまり狭い、ちっちゃなシチュエーションには拘らないで作れたらいいなと思う。 |