Vol.16  1987.1
#6



E.T.C.

今迄の表現手段から絵画集や本の出版などまた広い分野での活躍が期待される。
色んな人に出逢う機会も増え、180度自分の考えがひっくりかえってしまう強い個性の持ち主に出逢うかも。

晃司−−それはそれでいいんじゃないかな。

−−全体的にみて、87年、吉川晃司は無機質っぽい感じから人間的な吉川晃司に変化していく。

晃司−−でも俺はずっと無機質っぽいと思う。
人間的だとかそうじゃないとかは、みんなが感じてくれることだから。
悲しいんです!とかいま落ち込んでるんです!とか自分ではあまり表に出したくない。
それがポリシーでもあるし、音楽以外のもので、それを出すのはみっともない事だから。
たとえばビートたけしさんなんかみてると、あんなに忙しい中でもいつも冗談言ってニヤニヤしてる。
ああいうのが男だと思う。
無機質っていうんじゃないかな。
俺がもしそういうのを無機質じゃないと感じる様になったらその時は僕の終わりです。


−−近くで晃司と接している者は別に無機質だとかそうじゃないとかはあまり感じない。
逆にそう感じさせる方がいいのかも。

晃司−−それでいいと思う。
近所の兄ちゃんとか、もっと生活っぽい臭いを感じさせるんなら桑田佳祐とかユーミン(松任谷由美)がいるんだしね。


−−最後になるけど、87年は?

晃司−−86年はとりあえずいいペースでやってこれたと思う。
もう少し早く走ればやれなくもなかったけど。
 とにかく、87年ももっともっといいステージをやります。
日本で一番のものを。