Vol.18  1987.6
#4


AFTER STAGE


・アンコール前
 舞台のそでに戻って来た晃司とメンバーのところに、まず最初に走って来るのがモニターの人。
本番中、モニターの音が聞こえていたのか、トラブルがあった時その原因は何だったのかを説明。
 晃司とメンバーは、テーブルの上に並べてある水やウーロン茶を飲みながら、演奏中のミスを指摘しあう。
そのわきではスタッフがタオルやジャケットをあおって、彼等の熱くなった体をいやす。
「あと30秒でアンコール、行きます!」の声がかかる。
そこは、まるで"戦争"−−漂う緊張感。
 「さぁ、行くぞ!」晃司の声にも力が入って彼等は再び、ステージへ駆けて行くのです。



・ステージが終わって
 楽屋に入って来た時、晃司もメンバーも虚脱感の塊りの様。
しばらくの間は何もしないで、ぼうっとしている。
10分くらいすると、ふっと我に帰って、着がえを始めて、水やオレンジ・ジュースを飲みながらその日のステージを反省。
本番中に起きたトラブル、曲が走っちゃったとか、明日はここを直そう−−といった具合に。



・打ちあげでは…… 
 みんなで居酒屋みたいなところに行って、まずはビールで乾杯。
好きなものを頼んで、最初のうちは黙々と、食べることに専念。
御飯は一膳程度。
 食べながら、飲みながら話すのは、やっぱり、ステージの話。
一軒目では、あまり酔う人はいない。
それから、ホテルに戻る人・また飲みに行く人にわかれる。
晃司はもう一軒くらい行って、飲んでから帰る。
 よく食べて、おいしいお酒を飲む−−それは、「次の日への鋭気を養うため」なのです。